VMwarePlayerをいろいろいじってHPに記載しようとしてましたが、VMwareが2/6に
VMwareServerを発表したので状況が変わってしまいました。
VMwarePlayerは本来、VMwareWorkstationで作成した仮想PC環境をVMwareWorkstationの
インストールされてないパソコンでも実行可能にするものです。
CDROMからのブートができないようになっているので、VMwarePlayerだけではOSの新規
インストールができないし仮想PCの作成機能もありません。
テキストエデイタで設定ファイルをちょいと書き換えることで、VMWarePlayer上で新規OSの
インストールが出来るようになります。
VMwareServerはVMwarePlayer同様、完全に無料で使用できますが、これだけで仮想PCの
作成もOSの新規インストールも出来ます。
ということでこれを使える以上VMwarePlayerを積極的に使う理由はなくなってしまいます。
ということで、VMwareServerをインストールして試用してみました。
VMwareWorkstationの正規ユーザーなので特にVMwareServerを入れるメリットはないのですが
一度使ってみたかったのです。
以下その記録です。
1.VMwareのサイトからファイルをダウンロードしました。ダウンロード前に個人情報を入れる
ようになってますが、サイトの不具合?か米国外に住んでいる人でも米国のどの州に住んでる
か入力しないとダウンロードできませんでした。しばらくこれで悩みました。
2.落としたファイルを実行してインストールしようとしましたが、VMwareWorkstationがインストール
されてるのでインストールできないと蹴られました。
仕方ないのでVMwareWorkstationをアンインストールしてからインストールしました。
3.こんどはIISがインストールされてないので入れろと言われました。仕方ないのでWindowsXPの
CD-ROMからIISを追加インストールしてからVMwareServerをインストールしました。
4.こんどこそ、正常にインストールが終了しました!
5.さっそく起動してVMwareWorkstationで作った仮想PCを起動してみました。
起動画面はVMwareWorkstationと全く同じで、VMwareWorkstationを使っている人でも違和感
がありません。
↑こっちはVMwareWorkstation
↑こっちはVMwareServer
ZETAOSを起動してみました。問題なく起動します。
他にもいじっていたところ、CPUの数を1個ではなく2個に設定するとエラーが出る
ことを発見しました。
VMwareWorkstationではこのようなエラーは発生しませんでした。β版だけあって
CPUを1個以外に設定した場合に不具合があるようです。
今日の結論:
現段階ではバグがありますが、すこし使った感じでは、製品版のVMwareWorkstationと
遜色ない性能がありそうです。無料で製品版のVMwareWorkstationと同じことが出来る
のは素晴らしいと思います。
これではVMwareWorkstationを買う人が減ってしまいますね。
VMwareはエンタープライズ方面にターゲット市場をシフトするので、VMwareWorkstation
が売れなくなくなるリスクがあっても自社技術をアピールしたいということなのでしょうか。
どんな理由にせよ、個人ユーザーにとってはありがたいことです。